2011年3月29日火曜日
Don't lose Hope
2011年3月27日日曜日
今を生きる・・・5
大災害から早2週間が過ぎてしまいました。
テレビの番組は少しずつ元のスケジュールに戻りつつありますが、何だかギクシャクしたような変な感じです。
先週の水曜日に義父が退院しました。
1月中旬からの入院、ある日突然反応がなくなり、こちらの呼びかけにもほとんど応えず、食べ物を噛むことをしなくなり、口からの栄養摂取が出来なくなりました。
点滴も難しくなり、今は鼻からの注入食です。
薬も飲めなくなったのですが、不思議なもので入院の原因となった症状は良くなり、退院出来ることになりました。
一応在宅介護をするつもりだったので、その方面の手配を色々お願いして待っている間に今回の災害が起きました。
他人事ではない状況に、ほんとに言葉も無く、これで良いのだろうかと悶々とした日もありました。
在宅介護をするために集まってくださった看護師さん、ケア・マネージャーさん、ソーシャル・ワーカーさんなどなど、また、退院してからはリハビリの先生や、かかりつけの先生、多くの方の協力のおかげで日々が送れます。
被災地の高齢者の方を思えば、ほんとに申し訳ないくらいです。
今出来ること、色々なことに感謝しながら今を生きるだけです。
2011年3月23日水曜日
やっぱり・・・ガックリ
毎日地震、津波、原発のニュースで目も心も痛い・・・
更に今日、心配していたもう一つのことが判明・・・
以前にも書いたことがあるけれど、我が家は(特に私?)皆水族館が大好きだ。
これまでも大きな水族館にはいくつか行っている。
そしてこれから絶対行きたいと思っている水族館が、沖縄のちゅらうみ水族館と、福島のアクアマリン福島だった。
HPで見ていたが、アメリカの大きな水族館がここを見本に作られたと言われるくらい素晴らしいものだったそうだ。
しかし・・・魚類はほど全滅、かろうじて生き延びたのはトドやアザラシなどの海獣類らしい。
それらは数日後5つの水族館に預けられているとか。
被災地の人々の過酷さには言葉もないけれど、その心の痛みを和らげてくれるであろう水族館がなくなったのも辛い。
2011年3月22日火曜日
2011年3月21日月曜日
心のどこかで・・・
先週はほとんどテレビやラジオから離れることが出来ず、何度となく津波の映像に涙し、ため息をつき、せつなさともどかしさで一週間が過ぎた。
金曜日にはさすがにじっとしていても肩が痛く、こんなにひどい肩こりになったのは初めて!
知らず知らず緊張して身体を固くしていたようだ。
普通の生活をしている私でさえこうなのだから、被災地の皆さんはどれほどか・・・
少しずつ色々なものが動き始めているようだけど、これから気の遠くなるような復興に一個人が何が出来るかずっと考えて行きたい。
日経新聞の最後のページに載っている「私の履歴書」、今月は建築家の安藤忠雄さん。
今日、個人的に嬉しくなる言葉が載っていた。
___福武さん(ベネッセの)には強い信念があった。「経済は文化のしもべである」という言葉は、その信条を的確に表している。人間が生きるために本当に必要な力を生み出すのは経済ではなく、芸術・文化なのだ。芸術こそが人生の道標となり、人々の心を豊かにする。___
今回の地震・津波で各地の街がなくなった。形あるものはことごとくなくなったところもある。
しかし、形のないお祭り、行事、言い伝えなど遠い昔から脈々と受け継がれたものがいくつも断ち切られたに違いない・・・
街の復興とともに人々の心の中に、「支えとなる文化」が少しずつでも育って行ってくれることを願う。
2011年3月16日水曜日
正義の味方アンパンマン!!
地震以来ここ数日、何を書いても薄っぺらい言葉に過ぎないようで、何も書けなかった。
壊れ物を作っている私にとって、このような災害を前にすると全てが虚しくなって来る。
壊れるからこそ大事に扱ってほしい、ひいてはそれが命を大切にすることへ繋がると思いながら、ひとつひとつ心を込めて作って来たつもり・・・それで良かったか・・・?
テレビで映し出される巨大な津波、流れ行く街、おもちゃのように浮いて行く車、言葉もない。
でも、私に出来ることは何かを考えた時、義援金はもちろんだが、やっぱり心を込めて器を作ることしかないなぁ・・・と思った。
いつものように作業場でラジオを聴きながら釉薬を付けていると、全国のリスナーの方からメッセージが届く。
応援する言葉と励ましのリクエスト、昨日ある人が子どもたちのためにとアンパンマンの主題歌をリクエストされた。
久々に聴くアンパンマン、じっと歌詞を聴いていると、涙がこぼれて来た。
その後、続々とメールが届く。
子供ではなく、感動した大人からだ。
今日も多くの方からアンパンマンへのメール。
もうひとつのアンパンマンの曲も流された。
涙が止まらない・・・
勇気いっぱいアンパンマン!正義の味方アンパンマン!!
全国のアンパンマンが被災地の救援に飛んで行けることをひたすら祈るのみ。
2011年3月10日木曜日
三寒四温
3月に入り、たまに暖かい日があったりすると、気分は一気に春のようになり、身体もそんな気になってしまいます。
しかし!!ここのところまた寒い日が続きますねぇ・・・
一旦暖かさを感じた身体には最近の寒さは余計響きます。
今日は久々にまたホッカイロを背中に貼ってしまいました!
そして上着を着込んで素焼きの窯入れです。
今回は新築祝いにと注文を受けた大物の水盤が3点あり、いつも以上に時間をかけて乾燥させました。
夏場はあっという間に乾燥して、ヘタをすると削っている間にドンドン乾いて行きます。
ところが冬場は・・・よっぽどの時は向きを変えながらストーブなどで乾かすこともありますが、なるべく全方位自然に乾かしたいので、ジリジリしながらも時間をかけます。
明日の朝、ドキドキの窯出しです。
上手く行っていれば良いのですが・・・!
全く、何回やってもドキドキハラハラです。
それでも何とか毎日、その時その時を感じながら動けることに感謝!!
2011年3月9日水曜日
子の心 親知らず
最近キッチン用品売り場の前を通ると、新生活グッズ、お弁当グッズがワンサカあり、思わず立ち止まってしまいます。
もうそんな時代は過ぎたのですが、ちょっとお遊びにこんなもの(写真の型抜き)を買ってしまいました・・・
その昔、長男が幼稚園に上がる頃、母である私は自分自身の悩みのどん底にあり、毎日へとへとになって暮らしていました。
洋裁は前から好きだったのに、幼稚園バッグや靴入れなど、作りたいのに作れません。
だんだん入園式が迫って、気持ちも追い込まれ、ますますパニック状態の日々・・・
何とか気持ちを振り絞ってギリギリに完成!
しかし、これから始まる毎日のお弁当、子供の雑誌に出ているような今で言うキャラ弁など到底出来ません。
そこで、週4回のお弁当を少しでも可愛くしようと思い、その当時流行っていたキャラクターグッズのお弁当箱とお箸、お箸入れを4種類揃えたのです。
中身が冴えないのなら、せめて外側だけでも・・・との親心のつもりでした。
午前保育の期間が終わり、お弁当を持って行くようになって数週間後、長男が‘何でボクのお弁当箱だけ毎日違うの?他の皆は毎日同じだよ’と言うのです。
えぇ!喜んでくれるかと思いきや、そんなことを聞かれるとは予想外でした。
‘毎日違うほうが楽しいでしょ!’と言ったものの、そんなことでゴマカソウとしていた自分にハッとしました。
その後、自分の気持ちともやっと折り合いが着き、次男の幼稚園時代、年中さんの時にあみだくじで保護者会の副会長になってしまいました。
それはそれで恐怖でもあったのですが、それ以上に得られたことも多く、ほんとに貴重な一年間でした。
その間、ほとんど毎日出勤のように幼稚園に顔を出していたので、園長先生ご推奨のお弁当参観を色んなクラスでさせていただきました。
自分もお弁当を持って、自分の子以外のクラスに行き、園児と一緒にその時間を過ごします。
普段は分からない園児の食事の様子、先生の大変さ、お弁当の意味、お弁当の関わり方・・・など、予想外のことがたくさんあり、ビックリしてしまいました。
あまりに可愛く絵のようなお弁当を前に、食べたら顔が崩れると、食べようとしない子、お箸、フォーク、スプーンの3点セットのどれで食べて良いか悩んでいる子、お弁当箱が手に余るほど平たく大きくて、お箸を刺したら重みで床にひっくり返してしまう子・・・
どれもお母さんが一生懸命きれいに可愛く、楽しくと思って作られているんだろうなぁ・・・と現実とのギャップにちょっとせつなくなりました。
百聞は一見にしかず!ほんとうに良い体験でした。
さて、前述のアンパンマンの型、白いご飯の上に差し込んで濃い色のふりかけをかけると綺麗に顔が出て来る・・・ハズでした。
いつものようにフタをしてお昼の顔を想像しながら、ひとりウキウキして次男の帰りを待つ母。
帰ってご飯を食べても何も言わないので、しびれを切らして‘今日何かお弁当変わってなかった?’と聞くと、‘別に~~・・・’と次男。
‘ふりかけに型を付けたんだけど・・・’‘何の?’‘アンパンマン’‘全然ワカランかったよ’
がっくり・・・そうかぁ・・・
数日して、再度挑戦はドキンちゃん、やっぱり何も言わないので‘今日は分かった?’
‘何が?’‘ドキンちゃん’‘ワカランかった!’‘そう・・・’
‘言っとくけどねぇ、猛烈におなかがすいとるんじゃけぇ、フタを開けたら一気に食べるんよ!そんなこと一々気にしてないけぇ’
あっ、そう・・・
親も子も、なかなか心はワカランものだ・・・
まぁ、食べてくれるだけ良しということにしよう!!
2011年3月7日月曜日
やる気スィッチ
最近やや真面目にネンドに取り組んで?います。
昨年、一昨年と2回続けて自宅の作品展をしませんでした。
せっかく毎年続けていたので、何とかやりたい気持ちはありましたが、そうも行かない時もあるんですよね!
そういう時は無理せず、楽せず、あきらめず・・・をモットーに、今は、その時出来ることをやろうというスタンスです。
今も義父は入院中で、退院に向けて介護、看護の準備をしており、なかなか気分的にも不安定な毎日は変わりません。
でも、それと平行して毎日の生活は送っているわけで・・・不安定な気分ばかりに振り回されているわけには行きません!
とりあえず、作品展を開く!ことを目標に、少しずつ作業して行く流れを作りつつあります。
今まで通りの季節に開けるかは全く未定・・・
皆様にご披露出来る形になりましたら、またお知らせいたしますので、お茶飲みがてら、ぜひお越しください!
2011年3月6日日曜日
ミーハーですが・・・
最近気に入っているテレビ番組に、食べ物の製造ラインを紹介しながらランキングをするものがあります。
何でもかんでもランクを付けるのはどうかと思いますが、この番組の面白いところは開発者の思いを感じながら、それでも厳しい注文を突きつけられる人間性の現実に色々と考えることが多いからだと思います。
またこの番組に限らず、製造ラインを紹介する番組があちこちであり、モノが出来る工程を見るのが大好きな私は嬉しくてたまりません!!
製造ラインだけでなく、店舗内をお客さんにどうやったら楽しんでもらえるかを工夫したりするのを聞くと、早、心はそこへ飛んでしまいます。
先日も某さぬきうどんのチェーンの様子を見ていると、すぐにでも行きたくなり、パソコンで検索するもののいくら経っても出て来ない!
日本全国みんな同じことをしているのか・・・
と、思い出しました!!
我が町にも確かあったハズ!!
やっと検索できて確認すると思った通り!!
さっそく行きました、食べました、おススメの野菜のかき揚げ。
美味しかったです・・・店内も色んなものが見通せて楽しい!
次はどこにしようかなぁ・・・
2011年3月5日土曜日
ちょっと贅沢
今日は陶芸教室でした。
私と同年代の生徒さん3人、お互い昔の話をしても皆分かるし、と思ったら、芸能人の名前を誰も思い出せなかったり、お互い様です。
さて、先日、息子が爪を切っていると、スパッと気持ちよく切れない。
‘高い爪切り買おうやぁ~!’と言う話から、燕三条に世界でも有名な爪切りのメーカーがあると言う話になり、それから道具の良し悪しの話題になりました。
道具好きの夫A型は、包丁やノコギリなど研ぐのが趣味?と言ってもいいかも知れません。
爪切りでも包丁でもスパッと切れるというのは気持ちの良いもので、ストレスが溜まらないと言います。
ストレスが溜まらないと仕事もスムーズに行くわけで、結果仕上がりも良く、気分も良い!
道具ってやっぱり選ばないとだめだなぁ・・・と思っていたところ、我が家で購読している新聞のポイントが届きました。
申し訳ないけれど、あまり欲しいものがなく、いつも困っていました。
何とか今までは、お米とかお菓子の本とかもらっていましたが、いよいよ今回はそれらがなくなり、どうしよう・・・
ふと見ると、熊野筆の化粧筆!
前からあったのですが、この色と訳の分からないハートにちょっと引いてしまって、避けていました。
しかし!!使い道があるではありませんか!
作品を削る時、削りかすを取るブラシをあれこれ探していたのです。
歯ブラシは硬すぎるし、普通の絵筆は小さすぎる、かといって太い書道の筆は高すぎる!
この化粧筆なら肌に優しく、毛も抜けない!!
ピッタリジャン!
優しく綺麗に削りかすが取れると、削った箇所も滑らか、気持ちもフワフワ、とっても良い感じです。
良いもの見つけたなぁ・・・!
凍てつく朝、煌めく朝・・・昨日のこと
ホントは昨日書くはずだったネタ、昼間まじめにネンドをやって、夜体操教室に行ったらもうだめ・・・!
帰ってご飯を食べてホッとしたら、身体が解れて温かくなって、何も出来ずに寝てしまった!!
ということで、昨日の朝のことを翌日の夜書くはめに・・・
それにしても、昨日の朝は寒かった、いや、冷たかった。
内心、今日はやめようかなぁ・・・と怠け心を必死で抑えて外に出ると、花も木も葉もみ~んな白い!
霜だぁ・・・と近寄ると、霜ではなく凍っているではありませんか!
歩く道々、見るもの全て固まっている感じ、面白いくらい凍っている
山の方に上がって行くと、木々の枝に水滴が付いている。
水滴ではない、正に氷だ。
山の端から太陽がのぞき出すと、その氷がポタポタ落ちて来る。
太陽ってすごい!!
この暖かさが地球の隅々まで包み込んで行く。
山の下り、逆光になった木々の氷はキラキラ煌めく朝のダイヤ!
う~~ん・・・この冷たさも重要なんだなぁ・・・
2011年3月3日木曜日
女子会
2011年3月2日水曜日
冬、春、冬・・・
耳にするだけでパッと暖かくなるような3月に入りました。
でも、昨日今日とグズグズしたお天気で、何だか寒い・・・
ノラリクラリしながらも5年ぐらい続いている朝のウォーキング、この冬はさすがに寒くて年末辺りからズルズルとおサボリ状態でした。
が!さすがに体重計に乗るたびに、微妙にどんどん右肩上がりになり・・・
これはいかん!!と2週間ぐらい前から再開しました。
今回は以前のルートとは違う、傾斜のついたコースです。
グルッと一周するので、景色がいつも違います。
梅や水仙、うぐいすの声も始まり、景色が柔らかくなっているのを感じます。
歩き始めてすぐの頃、超寒い朝、小学校以来初めてではないかと思うようなスゴイ霜柱を発見!
思わず、ジャリジャリと踏みしめてしまいました。
また、何で今頃?と思うようなアヤメがあちこちにあり、これは狂い咲きか違う品種か??
はたまたスゴイのはイノシシです。
ホントにいるんだなぁ・・・と驚くほど、見事に畑の土がひっくり返されていたり、足跡がそこらじゅうにあったり・・・
なだらかな段々畑のような山道を下る両側は花や野菜がコマゴマとあり、何だか楽しいです。
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