今回の沖縄の目的の一つがシーサーでした。
以前行った時、お土産の一つにと小さなシーサーを買って玄関の両側に置いていたのですが、7年ぐらい前の大型台風の時、飛んで来たものが当り、片方が壊れてしまいました。
以来、今度沖縄に行ったら良いのを買おうと思っていましたが、いざ壺屋焼きの「やちむん通り」に行ってみると、あまりにも沢山あって、だんだん分からなくなりました。
作る工房、型、作家によって、まるで形も顔も値段も違うのです!
どうしようかと迷いながら通りの終点近くまで行ってしまったところに、ポツンと小さな陶器屋さんがありました。
通りのガイドマップにも載っていませんでしたが、ウィンドウを見ると結構シーサーがありそうなので、ついでに冷やかしで入ってみました。
とりあえずお互いがグルッと一回り、私はひとつだけいいな!と思うものがありました。
でも予算よりだいぶオーバー・・・
夫A型に、何か良いのあったぁ?と聞くと、これ!と指差したものは、何と同じモノ・・・!
やっぱりかぁ・・・でも、ちょっと高いよねぇ・・・と喋っていると、お店の方が来られ、これは大海陽一さんという作家さんのもので、手作りでしかも四つ足だから珍しいと仰る・・・
良く見ると、四本とも足が立っていて、大きな胴体を支えている!
普通のシーサーより力強さが増すのだそうです。
なるほど・・・でも予算より高いので・・・とポロッと言うと、手作りで四つ足のものでは安い方だと言われる。
値段は作家本人が付けるそうで、お店側がもっと高くても良いのでは?と言うと、いや、これで良いと言われるのだそうです。
確かに自分も手作りをするので、大変さも分かるのです。
そうよねぇ・・・これだけ手が込んでいたら安いなぁ・・・とだんだんシーサーの持つ意味がわかって来ました。
しかも、この作家さんの作品は最近はあまり手に入らないと。
これも縁かなぁ・・・と思い、よし!30周年記念だ!と購入決定!
夕べ届いた守り神、箱から出すと、やはりお店で見たより大きい感じ!
ただ怖いだけではなく、何とも可愛さのある顔、胴体、表情・・・
どうぞこれからの我が家をお守りください!