2016年4月13日水曜日

ホッと一息・・・

今、朝の9時過ぎ、ひとりモーニングしてます。
今日から、両親が半日型のリハビリ特化デイサービスに行き始め、8:45に送り出したので、しばし休憩です。
今月初めに行った1日型のデイサービスは、時間が長すぎるのと、もっと運動したいということで、残念ながら二人の意向には合いませんでした。
「どうしたもんかのぉ~・・・」と、とと姉ちゃんのように悩んでいましたが、食事もお風呂も無しで、トレーニングとリハビリのみのデイサービスがあるというのが分かり、そこを体験しました。
運動などしたことがない父、父が運動したことを見たことがない母、どうなるかと思っていましたが、幸い二人とも良かったらしく、特に父が行く気になってくれたことが嬉しいです!
先週付けてもらった手すり数カ所も重宝しているようで、浴槽に誰かに頼らなくては入れなかった母は、手すりを持って久しぶりにひとりでも浴槽に入り、また浴槽から出ることが出来、びっくりしました。
ホントはお風呂目的でデイサービスに行って欲しかったのですが、これなら、リハビリでもう少しは筋力も付けば、自宅入浴も当面可能ということになりそうです。
散歩も二人で行っているようで、人間、目的を持つと行動が変わるものだということを改めて感じました。
右肩上がりに良くなるなんてことはもう無いし、望んではいませんが、もう少しこのまま穏やかに自宅で過ごす日々が続けば良いなぁと思っています。
そろそろ10時、帰ってトイレ掃除です!

2016年4月6日水曜日

チリつも

先日、以前録画していた「鉄道王国」という番組をみました。
私は別に鉄子ではありませんが、興味はあります。
その中で、東京の地下鉄でトラブルで遅延が出た時にどうやってダイヤを元にもどすかという場面がありました。
何せ秒単位で組まれている列車ダイヤ、元に戻すのも秒単位なのです。
すぐに専門のスタッフが数人集まり、線を引きながら少しずつ縮めて行きます。
スタッフの人が「まさにチリつもの技なんです」と話されていました。
千里の道も一歩から・・・とは言いますが、ホントにそうですよねぇ・・・
さて、日々生活して行くという作業はほとんど同じことの繰り返しです。
なので、いかにその繰り返しがスムーズに行くかにストレスの係り具合がかかっているのです。
試行錯誤しながら自分が作業し易いようにモノを配置したり、キッチン家電を買い替えたり・・・していたハズでした!
ところが・・・
2007年3月に買った電気ジャーポットが遂に壊れ、ネットで新しいモノを注文し、一昨日夕方届きました。
兆候があったので、電気店に行った時に何度か下見をしたつもりでしたが、いざ注文する時になると、やはりデザインや機能の「良い部分」だけを見ていて、届いてみると色んな所が予想とは違っていて(大袈裟に言えば)愕然!
今まで置いていたポットの位置に新しいモノを置いてドレドレ表示を見ようとすると、何だか変!
のぞき込まないと何も見えない!!
何で???
1 高さが以前モノに比べ  て高い 
2 天板が全く平らで、横 から見ると液晶の文字が 見えづらい(以前のモノ は少し丸み帯びていて、 パッと見ただけでハッキ リ見える)
3 文字の書体が違って細 い、しかもフォントが超 小さくて、老眼の私には 字には見えない
4 沸騰したら勝手に電気が切れて魔法瓶になるという機能を重視してこれを選択したつもりだったけれど、そうではなくて、温度設定か魔法瓶かをまず選択しなければダメで、水を足したらいちいち沸騰ボタンを押さないと魔法瓶の設定のままではお湯は沸かない!
物忘れのひどい私は困ってしまう!
温度設定のままだと、せっかく魔法瓶を重視して価格の高いモノを選んだ意味がない!
以上、今まで当たり前に進んでいたことにチリつもの作業が増えて、全く困ったもんだ!!
これなら、以前のメーカーの「人に優しく、誰でも使える」普通のポットにしておけば良かったなぁ~
まぁ、慣れるしかないけれど、ユニバーサルデザインはどこに行ったんだ???!!

2016年4月1日金曜日

思い出

四月になりました。
二月後半からの実家通いで、今のところ私の生活は一変しています。
でも、何とか介護認定が出たので、今日はデイサービスの一日体験に行っているハズ・・・
気に入ってくれれば良いのですが・・・
さて、先日の火曜日は父の病院で、夫A型が平日休みだったので車で連れて行ってくれました。
その帰り、お天気も良かったのでお花見がてらにドライブに行きました。
大型ショッピングセンターのフードコートで父は大好きなオムライスを食べ、珍しいモノばかりの店内をボチボチ歩き、ペットショップの前では可愛い小犬や子猫をじっと見ていました。
あまり長くは歩けないので車に戻ると、昔自分が住んでいたところに行ってみたいと言いました。
たまたま近くだったので、その辺りまで行くと、「ここだ、建物は違うけど、ここに住んでいた」と言います。その辺りに住んでいたことは知っていたので、「ここだったの、ふう~ん・・・」と見ていると、突然父が話し始めました。
「原爆の時、市内から逃げて来た人を何人も家に泊めたことがある。でも、お年寄りが多くて、亡くなった人も多かった」と・・・
そのような話は生まれて初めて聞きました。
母も結婚してからこれまで一度も聞いたことがなかったらしく驚いていました。
昭和3年生まれの父は、予科練に入っていました。
読書が好きで、戦記モノも多く読んでいましたが、父から戦時中の話を聞いたことはほとんどありません。
なので、ほんとにびっくりしました。
すると、今度は母が言いました。
「ウチの家は仙崎に住んでいたから、戦後、引き上げて来た人たちを何家族も泊めてあげたよ。町内会長さんが各家に割り振って、町内皆が世話をしたんよ」と。
母からは仙崎に住んでいたことや、戦時中の話は聞いていましたが、この話は初めてでした。
良く言われることですが、年を取ると、今のことは覚えられなくて忘れても、昔のことは良く憶えていると・・・
認知症の薬を増やしてもらって1ヶ月、少しずつ父の様子は上向いて来た感じがします。
一緒にご飯を食べる時も、笑顔が出たり、美味しいと言ったり・・・
回復するということはありませんが、少しでもゆっくりと変化して行けば良いなぁと思います。