2017年11月2日木曜日

記憶の行方

今年も庭の柿が結構出来て、先日から収穫しています。
実家の両親がとても好きで、毎年ほとんどがじっか行きとなります。
今年も先週50個ぐらい第一弾として持っていき、綺麗に拭いてテーブルの上に並べました。

母には色付きを見て、順番に食べるように言い、父の分は薄くスライスして出すことにしました。
数日後、母が電話で言います。
「お父さんがね、柿というものは眺めるものか?食べるものじゃないんか?」と聞くので、「そうよ、毎日薄く切って食べてるでしょ。」と言うと、「いや、ワシは一つも食べてない❗」と言うらしいのです。

そうかぁ・・・

夏辺りから、しきりに「最近呉の方に行ってないから行きたい」と言うので、「涼しくなったら赤ちゃん見においで」と、10月の半ばにうちで親子四世代で会いました。

翌日母が、「昨日は楽しかったねぇ、赤ちゃん可愛かったねぇ」と言ったら、「何が?ワシは何にも知らん」との答え・・・
たぶんそうだろうと想って、シッカリと集合写真は撮りました。
それを見せたら、そうかそうか❗とは言いますが、その数日後には、呉に云ってないから行きたいと言います。

記憶って、どこに行くんでしょうか・・・

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